『1分で読書』の熊楠@小満

2017/05/21 11:29
こんにちは。 ブリッジライターNAOです。 本日は二十四節気の「小満」。 「万物盈満すれば草木枝葉繁る」 (※盈満(えいまん):物事が満ちあふれること) とされ、あらゆるものが育ち、 この空間に満ち始める頃です。 ものごとが「満ちて」くるとどうなるか。 そう、「あふれて」くるのです。 明治〜昭和初期の国際的天才学者:南方熊楠も、 異常な記憶力に任せて世界中の本の読書(筆写)や自然観察、 市井の人々からの風習の見..

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南方熊楠-地球志向の比較学(鶴見和子)

2017/05/17 16:18
萃点に ”まわりあわせ”て 粘菌と 民俗学を 結ぶ曼荼羅  <この本を読んで得られること3選> ・南方熊楠の思想活動を4つのテーマに大別した包括的な把握 一:大乗仏教を根幹とする、ヨーロッパとアジアとの学問の出会いと対決と、統合への試み 二:社会科学の中で特に民俗学と、自然科学の中で特に粘菌研究との関係について 三:比較の学としての生物学と民俗学の結合 四:生態学的立場からの公害反対 ・熊楠の生涯の概要と、彼の仕事の成果(主に民俗学)について著者独自..

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生物の世界(今西錦司)

2017/05/07 21:40
進化とは 淘汰にあらず 環境と 相互作用で 築く”棲み分け”  <この本を読んで得られること3選> ・豊富な生態系実地調査の経験をもつ生物学者による「生物とは何か」という根源的な思索の過程 ・観察と思索の結果として、当時の学界で支配的だったダーウィン進化論をスタート地点から批判し、時代を先取りした画期的な進化論の誕生の瞬間 ・”棲み分け”、”種社会”など、今西理論独特の概念の基本的理解 <こんな本> 戦争での死を覚悟し、著者自身の生物学..

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農業の出番だ!(藤田和芳)

2017/04/23 20:02
ビジネスと 社会運動 両輪に 農の地位から 見直し謳う  <この本を読んで得られること3選> ・当時非常に珍しい、運動(社会問題を解決する・社会変革を目指す活動)と経済(ビジネス)の両立を目指す市民運動団体である、大地を守る会(株式会社大地、大地の会、大地を守る市民の会とも)の理念と設立20年の歩み ・1970〜90年代の日本をとりまく農業や消費者意識の問題の認識 ・生命を大切にしない現代文明への警鐘 <こんな本> 大地..

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無肥料栽培を実現する本(岡本よりたか)

2017/04/22 11:10
自然界 「循環」学び 観察し 知恵で畑に 再現させる  <この本を読んで得られること3選> ・無肥料栽培に取り組む際の基礎となる、作物が育つメカニズムの科学的な解説 ・畑の分析や設計管理、各場面での土の作り方、虫や雑草の対処、栽培法、種の取り方など、プランターも含めて具体的な手法と、それぞれの根拠 ・地球環境を壊さず健康に過ごすための根底となる、自給する生き方と考え方 <こんな本> フェイスブック等で影響力が大きい著者に..

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進化に向かう日本農業(小松光一)

2017/04/11 18:29
そもそもの 構造とらえ 農業を ”やりたいやつ”の 多層なるべし <この本を読んで得られること3選> ・「農業問題」と「農家自身の問題」は別モノ、という議論の出発点 ・多くの地域や活動する人々を紹介し、多層に入り乱れた構造こそが進化した日本の農業の姿であるという認識 ・古代からあるものの未来社会へ希望を持てるような、アジアに残る思想・習慣・概念(コモンズ、コスモロジー、コーポラティズムなど)の具体的解説から、それらの日本農業への導入などの提案 ..

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■筆者が話者を務めた 「南方熊楠から見た、今西錦司の『生物の世界』」
 の講演スライド資料(pdf25枚)
 ※レジュメはこちら↓
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